更新日:2024年07月29日
こどもの視力が発達する時期は3歳から5歳がピークで、6歳ころには成人とほぼ同等になるといわれています。この時期に屈折異常や斜視などの問題があり治療が遅れると、視力が正常に発達せず弱視となってしまうことがあります。
こどもは見えにくさを自覚していないことが多く、家庭でも気づきにくいことが多いため、異常を早期に発見し、適切な治療につなげることが重要です。
・保護者の方がお子さんを抱っこして椅子に座り、カメラで写真を撮るように行います。
・検査時間は約30秒から1分程度で完了します。
・やや暗い部屋で実施します。
※光刺激でてんかんなどの発作が誘発される恐れのある方は、あらかじめ主治医の判断を仰いでください。
※ご自宅で行っていただく視力検査と併用することで、より正確な検査結果を得ることができますので、ご自宅での視力検査も必ず実施してください。
いままでに屈折検査機器による検査を受けたことがない方は、保健センターにおいて検査を受けることができます。対象となる方は、令和5年度以前に3歳児健康診査を受け、現在未就学のお子さまです。
▶ご希望の方は、保健センターへお問い合わせください。
※精密検査の必要性を判定する検査につき、医師の診察はありません。なお、視覚異常の可能性が判明した場合は、結果をお渡しし、医療機関への受診勧奨をいたします。